小児歯科・マタニティ歯科
小児歯科・マタニティ歯科｜ポライト歯科クロス向ヶ丘｜向ヶ丘遊園の歯医者｜土日診療
- 〒214-0014神奈川県川崎市多摩区登戸2779−1 クロス向ヶ丘 2階
- 044-712-0171
小児歯科・マタニティ歯科
小児歯科は、成長発育期にあるお子様のむし歯【予防】や【治療】を専門に行う診療科です。
お子様の歯の成長を考慮しながら治療を行います。お子様の歯（乳歯）は生え変わるため、歯ブラシがおろそかになりがちです。しかし、むし歯にかかるとその後の永久歯にも悪影響を及ぼします。お子様の将来のためにも、小さい頃からきちんとしたケアがとても大切になります。
当院の小児歯科は、まず歯科医院の雰囲気や機材に慣れてもらうところから始めます。緊急性を要する場合は除きますが、保護者の方と一緒にユニット（歯科治療の椅子）に座っていただいて、徐々に予防や治療に慣れていただきます。
また、お子様の歯の状態や健康管理・予防について保護者の方にもしっかりとご説明させていただきます。お子様は一人では自分の健康管理を行うことはできません。保護者の方のサポートが不可欠なのです。
成長過程にあるお子様の口の中に関して、不安やお悩みがございましたらお気軽にご相談ください。
このようなお悩みや症状がありましたらぜひご相談ください。
お子様の歯の健康は長い目で見ていくことが大切です。ぜひ私たちと一緒にお子様の歯を守っていきましょう。
むし歯予防
むし歯の治療は勿論、予防も大変重要になります。
お子様のむし歯のなりやすさは、3歳までのお口の状況に大きく左右されます。早めのケアがとても大事になります。
歯みがき指導
子どもの歯みがきは9歳前後まで大人の仕上げ磨きが必要です。小さい頃から徐々に歯ブラシに慣れていくことはとても大切ですが、それだけでなく歯ブラシの習慣をきちんと備え、保護者の方が健康を管理する必要があります。そうすることで将来を見据えた、しっかりとした歯ブラシの習慣を身に着けることが可能です。当院では、歯ブラシ指導をお子様だけでなく保護者の方にもご説明しています。
フッ素塗布（フッ素化物）
フッ素塗布を行うことにより、高いむし歯耐性を示すことが研究で明らかになっています。
フッ素には乳歯や生えたての永久歯に取り込まれると、酸に強くなる効果、むし歯の原因細菌を弱らせる効果、再石灰を促して初期むし歯を治す効果があると言われています。
フッ素塗布はデメリットが殆どないため、特に効果が高い乳歯や生えたての永久歯には塗布することをおすすめいたします。
シーラント
シーラントは、むし歯になるリスクが高い歯の溝を、歯科用プラスチックで塞ぎ、汚れが溜まらないように処置する治療です。乳歯は形が複雑なため、シーラント処置は効果的です。特に奥歯の深い溝は汚れが溜まりやすく、むし歯になりやすいところです。奥歯が生えてきたら、できるだけ早いうちに溝をコーティングするシーラント処理をおすすめします。
歯並び治療
子どものうちに歯並びの治療を開始すると、歯並びだけではなく、顎の成長を適切に促すことができるため、骨格的な改善も見込めます。
お子様の歯並びが気になる方はぜひ一度ご相談ください。
定期検診
当院では、お子様が自分から行きたくなるような歯科医院を目指しています。スタッフ一同で、お子様が楽しみながら定期的に治療を受けてもらえるような工夫をしています。
一般的な歯医者さんで治療がうまくいかなかったというお子様や、小さなお子様でもお気軽にいらっしゃってください。
マタニティ歯科は、妊婦さんと生まれてくる赤ちゃんの健康に配慮した歯科治療です。
妊娠中は、エストロゲン（女性ホルモン）の上昇やつわり、生活環境の変化で、口腔内に特有の疾患やトラブルが起こりやすくなる時期でもあります。
また、歯周病を患っている妊婦さんは、健康な妊婦さんと比べて陣痛を起こすプロスタグランジンが多く発生しやすく、早産・流産・低体重児出産などのリスクが高まると言われています。こうしたことから、妊娠中はいつも以上に口腔内のケアが重要になってきます。
妊娠中は歯科治療を受けることができないと思われがちですが、安定期であれば通常の治療が可能です。マタニティ歯科では、赤ちゃんの安全を第一に考えた治療を行うことはもちろん、10ヶ月という長い妊娠期間を安心して過ごしていただけるよう、妊娠期特有の口腔ケアやアドバイスを行います。安全な出産と生まれてくるお子様の健康のために、妊娠中や妊娠前からの予防・ケアでお口の健康管理に取り組みましょう。
歯医者に行きたくてもレントゲン、抗生剤や麻酔など、お腹の赤ちゃんに影響が出ないか心配で躊躇う方もいらっしゃるかもしれません。
そうした方も安心して受診していただけるよう、レントゲンの撮影の種類や薬の種類などの配慮を行い安全に治療ができるように行ってまいります。
妊娠中はむし歯が発生しやすくなります。その原因には、つわりにより歯みがきが不十分になり、お口の中が酸性に傾く（むし歯になりやすくなります）ことや、食生活の変化（摂食回数の増加、嗜好物の変化）、口腔内細菌の増加などが考えられています。妊婦の方はこれらの妊娠中の特異性を考慮して、妊娠以前よりも丁寧に歯磨きを行う必要があります。つわりによって十分にできない場合は、こまめなうがいや間食を減らすなどできる範囲でケアと工夫を心がけましょう。
妊婦さんの歯周病が著しい場合、早産や低体重児出産の危険性が高まることも報告されています。歯周病にかかっている妊婦さんは、罹患していない妊婦さんに比べて、早産・低体重児出産のリスクが約7倍になるというデータもあります。ただし、歯周病を改善することでこれらの危険性を軽減できることも示されています。歯周病予防のためだけでなく、これらの妊婦トラブルを防止するうえでも、お口の中のケアは必要不可欠です。妊娠中はつわりなどで歯みがきがつらい時期もありますが、マタニティ歯科を受診しながらできるだけ口腔内を清潔に保ちましょう。
妊娠中は女性ホルモンなどの影響によって、口腔内に様々な症状を引き起こすことがあります。
妊娠によって炎症が起こりやすくなり、様々な口内炎を引き起こすことがあります。
妊娠中は女性ホルモンとの関わりや妊娠による心理的な変化（不安や緊張）などで、唾液の分泌量が低下します。唾液の流れや量が変化することで、口臭が増大することがあります。
親知らず（智歯）は、半分だけ生えたり斜めに生えたりすることが多く、むし歯や歯周病のリスクが高い歯です。特に妊娠中は腫れや痛みが起こりやすいので注意が必要です。むし歯・歯周病の予防ために安定期に抜歯したほうが良いケースもあります。
出産予定日の1ヶ月前までは口腔ケアは可能ですが、治療は安定期である妊娠中期が適しています。また、応急処置であれば妊娠後期も対応可能ですので、症状がある方もお気軽にご相談ください。
妊娠初期は、体調不良やつわりもありますので、急を要さないケア・指導などを中心に行います。歯の痛みや歯ぐきの腫れなどの急性症状がある場合は、一時的な処置を行い、流産のリスクを回避するためにも大きな治療・処置は避けます。本格的な治療は安定期に入ってから行います。
妊娠中期は安定期であるため、通常の歯科治療やレントゲン撮影も問題はありません（ですが、レントゲンは心配される方もいらっしゃるので、しっかりご相談させていただきます。ご安心ください）。特別なケースを除き、通常の治療であれば受けることが可能なので、気になる症状があれば、この時期に治療を済ませておきましょう。
妊娠後期は、お腹が大きくなり仰向けでの受診も大変です。早産などの危険を回避するため、この時期の歯科治療は控えることが推奨されます。妊娠中期のうちに治療を済ませるか、産後に落ち着いてからの治療をおすすめします。