根管治療・精密根管治療|登戸・向ヶ丘遊園の歯科・歯医者|ポライト歯科クロス向ヶ丘|土日診療

〒214-0014神奈川県川崎市多摩区登戸2779−1 クロス向ヶ丘 2階
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根管治療・精密根管治療

根管治療・精密根管治療|登戸・向ヶ丘遊園の歯科・歯医者|ポライト歯科クロス向ヶ丘|土日診療

根管治療とは

口腔外科

根管治療とは、歯の内部にある神経や血管が入った「根管」という部分に対して行われる治療です。一般的には虫歯が進行して歯の神経まで達した場合や、外傷によって神経が損傷した場合に行われます。根管治療の目的は、感染した歯髄を取り除き、根管内を清掃・消毒して再感染を防ぐことです。これにより、痛みを取り除き歯を抜かずに保存することができます。

歯を抜くのとはどう違うの?

歯の神経を取ると聞くと、歯も抜いてしまうのでは?と思う方も多いと思います。 根管治療は歯は抜かずにできる治療です。
神経をとってしまった歯は強度も虫歯に対する抵抗性も低くなってしまうためコアと呼ばれる補強材と被せ物を行い残っている歯の保護を行う必要があります。

根管治療の流れ

根管治療は、以下のようなステップで進められます。

カウンセリング

1.診断と計画立案

レントゲン撮影や歯の状態の確認を通じて、根管治療が必要かどうかを診断します。

電動麻酔機

2.麻酔とアクセスホールの作成

治療中の痛みを取り除くため治療前に局所麻酔が施されます。
その後、歯に小さな穴(アクセスホール)が開けられ、根管内に器具が挿入できる状態にします。
当院では、痛みを最小限にするため表面麻酔と電動注射器を使用しております。

3.感染した歯髄の除去

根管内の感染した歯髄(神経や血管など)が取り除きます。
根管は大きく湾曲していることもあるため当院ではNiTiローターリーファイルと呼ばれる特殊な器具で除去していきます。

4.根管の清掃と成形

歯髄が取り除かれた後、根管内を徹底的に清掃し、再感染を防ぐために消毒します。また、後に充填材が適切に入るよう、根管の形状を整えます。
根管の形態は人により様々で、複雑な形態の場合は消毒の漏れがないよう歯科用CTで撮影を行い、根管の形態を3次元的に確認します。

5.根管の充填

清掃と成形が完了した根管には、ガッタパーチャと呼ばれる専用の充填材が詰められます。
この材料は、根管内を密閉し、細菌の侵入を防ぎます。

6.最終修復

最後に、コアと呼ばれる補強剤と被せ物を装着して、治療を完了させます。
これにより、治療した歯は再び機能を取り戻し、見た目も元通りになります。

根管治療のメリット・
リスクと課題

根管治療のメリット

根管治療の最大のメリットは、自然の歯を保存できることです。歯を抜く代わりに、治療を通じて歯の構造と機能を維持できるため、噛む力や隣接する歯の安定性が保たれます。また、見た目の面でも、天然の歯を残すことができる点は大きな利点です。
さらに、治療後は適切なメンテナンスを行うことで、治療した歯は長期間にわたって機能を果たすことができます。定期的な歯科検診と適切な口腔衛生を維持することで、治療後の歯の健康を守ることが可能になります。

根管治療のリスクと課題

根管治療にはいくつかのリスクや課題も伴います。例えば、根管が複雑に枝分かれしている場合、すべての感染源を完全に除去することが難しいことがあります。また、治療後に痛みや不快感が続くこともあり、場合によっては再治療が必要になることもあります。
さらに、根管治療を行った歯は、歯に栄養がいかず通常の歯よりも脆くなる傾向があります。そのため、コアと呼ばれる土台と被せ物で補強することを勧めます。また、治療が遅れると、感染が進行し、最終的には歯を抜かざるを得ない状況になることもあるため、早期の治療が重要です。

根管治療が難しい原因

根管治療が難しい原因

根管治療は、歯科治療の分野で最も難しい治療のひとつです。
事実根管治療の成功率は8割程度、再根管治療の場合は5割程度しかないと言われています。
歯科医師の技量によって成功率が大きく変わる分野になります。ではなぜそのような差が出るのでしょうか。

①根管の複雑な形状と構造

根管は非常に細く、さらに歯によっては非常に複雑な形状をしています。特に奥歯(大臼歯)の根管は分岐が多く、曲がりくねっていることが一般的です。このため、全ての根管を発見して適切に処置することが難しくなります。実際に再治療が必要になってしまった歯を診てみると、根管を見落としているケースが多くあります。

②精密な作業が要求される

根管治療では、歯の内部を清掃・消毒し、その後根管を密閉します。しかし、この作業は非常に精密さが求められる工程です。特に、根管の中を完全に清掃し、消毒するには、細い器具を用いて全ての部分にアクセスする必要があります。しかし、根管が細く曲がりくねっている場合、治療器具が届かないことがあり、結果として治療が不完全になりやすいのです。

③患者個々の違い

患者ごとに歯の状態や解剖学的特徴は異なります。例えば、歯が非常に硬い場合や、過去に治療を受けている場合などは、治療の難易度が大きく上がります。また、患者が痛みに敏感であったり、治療に対する不安を抱えていたりする場合、治療が計画通りに進まないこともあります。これらの要因が組み合わさることで、根管治療はさらに複雑さを増します。

④高度な技術と経験が必要

根管治療の成功には、歯科医師の技術と経験が大きく関わってきます。歯科医師は、根管の形状や状態を正確に把握し、適切な治療計画を立てることが求められます。しかし、いくら経験豊富な歯科医師であっても、難しいケースに直面することは少なくありません。特に、複雑な根管構造や過去に治療が施された歯の場合、さらなる専門知識が必要になります。

⑤時間とコストの負担

根管治療は、通常複数回にわたる治療が必要となることが多く、そのため患者にとっては時間的・経済的な負担が大きくなります。また、治療が長期化することで、患者が精神的な負担を感じることも少なくありません。

根管治療後のケア

矯正歯科

治療後の歯は、適切なケアを行うことで、長期にわたって健康を維持することができます。毎日の歯磨きやフロスの使用、定期的な歯科検診が推奨されます。特に、治療後しばらくは歯が敏感になることがあるため、硬い食べ物や極端に冷たい・熱い食べ物、飲み物は避けるようにしましょう。
また、治療後の歯が被せ物で覆われている場合、その部分のケアも重要です。材質によっては被せ物と歯の境目にプラークがたまりやすいため、歯の状況に合わせた被せ物の選択や歯磨きやフロスでしっかりと清掃することが必要です。

根管治療後も病巣が残った場合(歯根端切除術)

根管治療が成功し根管内が綺麗な状況になった後も、根の先(骨の中)に細菌が残ることが稀にあります。
その場合は、歯根端切除術と呼ばれる治療が必要になる可能性があります。

歯根端切除術とは

歯茎の側面に小さい穴を開け、根の先にある膿のかたまりを取り除き掃除します。
その後、根の先を数mm切除し、詰め物で封鎖します。

根管治療だけでは治らない主な原因

歯根嚢胞

歯根嚢胞は、歯の根の先端に発生する袋状の病変で、通常、死んだ歯髄や感染が原因となります。嚢胞内部には液体が溜まっており、次第に大きくなる傾向があります。歯根嚢胞は、一般的に痛みを伴わないことが多く、患者は症状を感じないまま嚢胞が成長するケースもあります。しかし、嚢胞が大きくなると、顎骨を圧迫し、周囲の歯や組織に影響を及ぼすことがあります。最終的には、嚢胞が感染を引き起こし、激しい痛みや腫れを伴うこともあるため、早期発見と治療が重要です。

歯根肉芽種

歯根肉芽種は、歯の根の先端に形成される小さな肉状の塊で、慢性的な炎症が原因です。肉芽種は、体が炎症や感染に対する防御反応として形成するもので、免疫細胞が集まった塊です。歯根肉芽種も、歯髄の死や感染が原因で発生することが多く、通常は無症状ですが、感染が進行すると痛みや腫れを引き起こす可能性があります。

早期発見と適切な治療の重要性

これらの病変は、放置すると歯の喪失や周囲の骨への影響など、深刻な問題を引き起こす可能性があります。そのため、症状が現れる前に定期的な検診を受け、異常が発見された場合には速やかに適切な治療を受けることが大切です。

精密根管治療とは

「できるだけ歯を残したい」そのための精密な根管治療

精密根管治療 イメージ画像

「根の治療を繰り返している」「治療した歯がまた痛くなった」「抜歯と言われたが、できることなら歯を残したい」。このような方に、当院では自由診療による精密根管治療をご用意しています。
根管治療は、歯の内部に入り込んだ細菌や感染した組織を取り除き、根管内部を清掃・消毒して封鎖する治療です。当院では、十分な治療時間と精密な診断・感染管理を重視し、歯の保存を目指します。

こんな方にご相談いただきたい治療です

  • できるだけ自分の歯を残したい
  • 過去に根管治療をした歯が再び痛む・違和感がある
  • 根の先に炎症があると言われた
  • 根管治療を繰り返している
  • より精密な環境で根管治療を受けたい
  • 抜歯と言われたが、歯を残せる可能性がないか相談したい

歯根破折や重度の歯周病など、保存が難しい場合もあります。当院ではCT等で状態を確認し、精密根管治療が適しているか、他の選択肢も含めてご説明します。

当院の精密根管治療6つの特徴

①原則1回60分の診療時間を確保

根管内部を丁寧に確認し、清掃・消毒を行うため、原則として1回60分の診療時間を確保します。
十分な時間を設け、一つひとつの工程を確認しながら治療を進めます。

②CTによる三次元的な診断

歯科用CT

治療前に歯科用CTを撮影し、根の本数や形、根管の走行、根の周囲の状態、病変の広がりなどを三次元的に確認し、治療計画に役立てます。

③4Kマイクロスコープ
「eAria4K」を使用

歯科用マイクロスコープ

肉眼では確認が難しい根管内部を拡大して確認しながら処置します。
細い根管の入口や根管内に残った材料、歯の亀裂など、
可能な限り「見える」状態で治療することを大切にしています。

④ラバーダム防湿による感染対策

治療する歯をゴム製のシートでお口の中から隔離します。
唾液や細菌が治療中の根管内へ入り込むリスクをできる限り抑える目的で、原則として使用します。

⑤ファイル・リーマーは新品を使用

根管内部の清掃・形成に使用する細い器具は、滅菌して再使用するのではなく新品を使用します。
衛生面に加え、繰り返し使用による金属疲労にも配慮しています。

⑥症例に応じてMTAセメントを使用

歯の状態や治療内容に応じてMTAセメントを使用します。MTAセメントは根管治療などに用いられる歯科材料の一つで、封鎖性や生体親和性に配慮された材料です。
根管内や歯根の状態に応じて使用し、細菌が侵入する経路をできる限り封鎖して歯の保存を目指します。
すべての症例に使用するものではなく、歯科医師が必要と判断した場合に使用します。

なぜここまで根管治療にこだわるのか

治療 イメージ

根管治療では、感染源をできる限り取り除き、再び細菌が入りにくい状態をつくることが重要です。
「診断する」「見る」「十分な時間を確保する」「細菌を入れない」「適切な器具・材料を選択する」という一つひとつの工程を大切にし、治療の精度を高め、より良好な治療結果を目指します。なお、治療の成功や歯の保存を保証するものではありません。

それぞれの治療の違い

初回根管治療と再根管治療の違い

比較項目 初回根管治療 再根管治療
治療の概要 初めて根管内部を治療 過去に根管治療を受けた歯を再度治療
主なケース 虫歯が神経まで達した、歯髄に強い炎症・感染があるなど 治療済みの歯が再び痛む、根の周囲に炎症が認められるなど
特徴 根管内を清掃・消毒し、感染源をできる限り除去 以前の根管充填材等を除去してから再度清掃・消毒
難易度 歯や根管の状態により異なる 初回より複雑で難易度が高くなる傾向
費用 44,000円(税込) 66,000円(税込)

保険診療の根管治療と精密根管治療の違い

保険診療でも根管治療は可能です。当院が自由診療の精密根管治療をご用意している理由は、十分な治療時間を確保し、設備・感染管理・器具・材料を活用した治療環境を整えるためです。保険診療を否定するものではなく、歯の状態や患者様のご希望に合わせてご説明します。

比較項目 保険診療の
根管治療
当院の
精密根管治療
(自由診療)
診療時間 保険診療の範囲内で治療 原則1回60分
CT 症例・必要性に応じて使用 治療前にCT撮影
マイクロスコープ 症例・必要性に応じて使用 マイクロスコープを使用
ラバーダム 症例に応じて使用 原則として使用
ファイル・リーマー 適切に管理した器具を使用 新品を使用
使用材料 保険診療のルール・適応に基づいて選択 症例に応じてMTAセメントなど、自由診療で使用する材料も選択
費用 保険診療の自己負担割合による 初回:44,000円(税込)
再根管治療:66,000円(税込)

精密根管治療の費用

初回根管治療 44,000円(税込)
再根管治療 66,000円(税込)

再根管治療では、以前に詰められた材料等を除去してから再度清掃・消毒する必要があり、初回治療より処置が複雑になる傾向があります。治療開始前に状態を確認し、治療内容・費用をご説明します。

※精密根管治療後の土台・被せ物等の費用は別途必要です。

根管治療後の土台・被せ物について

根管治療後は、再感染や歯の破折に配慮し、適切な土台・被せ物による修復が重要です。当院では、自由診療で精密根管治療を行った歯について、その後の土台・被せ物も自由診療で行う方針です。治療開始前に最終的な修復まで含めた内容・費用をご説明します。

精密根管治療でも100%治るわけではありません

CT・マイクロスコープ・ラバーダム・MTAセメント等を使用しても、治療の成功や歯の保存を保証することはできません。歯根破折、感染の広がり、重度の歯周病、残存歯質の量などによっては保存できない場合があります。保存の見込みが乏しい場合には、無理に自由診療をおすすめせず、他の治療方法も含めてご説明します。

精密根管治療の流れ

1

診察・カウンセリング

診察・カウンセリング

症状、治療歴、ご希望を確認します。

2

レントゲン・CT撮影

レントゲン・CT撮影

歯根・根管・周囲の骨などを確認します。

3

治療方針・費用のご説明

治療方法、費用、治療回数の目安等をご説明します。

4

精密根管治療

精密根管治療

原則60分を確保し、マイクロスコープ・ラバーダム等を使用して治療します。

5

根管充填

根管充填

根管内部を清掃・消毒し、状態を確認して封鎖します。

6

土台・被せ物

土台・被せ物

再感染や破折に配慮して最終修復を行います。

7

経過観察

必要に応じてレントゲン等で経過を確認します。

実際の精密根管治療の症例

当院で実際に精密根管治療を行った症例をご紹介しています。初回根管治療・再根管治療の治療前後の画像、治療内容、期間、費用、リスク・副作用などをご確認いただけます。

※治療結果には個人差があり、掲載症例と同様の結果を保証するものではありません。

精密根管治療のよくあるご質問

他院で抜歯と言われた歯でも相談できますか?

はい。状態によっては保存を目指せる場合があります。ただし歯根破折など保存が難しいケースもあるため、CT等で状態を確認します。

何回くらい通院しますか?

根管の状態や感染の程度、初回か再治療かによって異なります。診断後に治療回数の目安をご説明します。

マイクロスコープやMTAを使えば必ず治りますか?

いいえ。これらは精密な治療を行うための設備・材料ですが、使用すれば必ず治るものではありません。治療結果は歯の状態等によって異なります。

MTAセメントはすべての症例で使いますか?

いいえ。歯や根管の状態、治療内容を確認し、歯科医師が必要と判断した症例で使用します。

精密根管治療後の被せ物はどうなりますか?

当院では、その後の土台・被せ物も自由診療で行う方針です。治療開始前に最終修復まで含めてご説明します。

「抜く前に、残せる可能性を調べたい」という方へ

天然の歯は、一度抜いてしまうと元に戻すことはできません。
だからこそ、残せる可能性がある歯については十分な診断を行ったうえで治療方法を検討します。
一方で、どのような歯でも無理に残すことが良いとは考えていません。診断結果と患者様のご希望を踏まえ、一緒に治療方法を考えていきます。
「根の治療を繰り返している」「抜歯と言われたが歯を残したい」「一度きちんと診てもらいたい」という方は、まずはご相談ください。

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