歯間ブラシとデンタルフロスの違いとは?選び方と正しい使い方を解説!|登戸・向ヶ丘遊園の歯科・歯医者|ポライト歯科クロス向ヶ丘|土日診療

〒214-0014神奈川県川崎市多摩区登戸2779−1 クロス向ヶ丘 2階
044-712-0171
ヘッダー画像

院内ブログ

歯間ブラシとデンタルフロスの違いとは?選び方と正しい使い方を解説!|登戸・向ヶ丘遊園の歯科・歯医者|ポライト歯科クロス向ヶ丘|土日診療

歯間ブラシとデンタルフロスの違いとは?選び方と正しい使い方を解説!

 

 

皆さんは歯磨きの際にデンタルフロスや歯間ブラシを使用していますか?

「歯ブラシしか使っていない」「たまに歯間ブラシや糸ようじを使っている」

という方が多いと思います。

 

 

 

むし歯や歯周病からお口の健康を守るのは、毎日の歯磨きです。

 

しかし、歯磨きをしっかりしていてもむし歯になったり、

歯ぐきが赤く腫れてしまうことはありませんか?

 

口の健康を守るのは、歯ブラシを使った歯磨きだけではありません。

デンタルフロスや歯間ブラシといった補助的な用具が欠かせないのです。

 

 

今回は歯科医院でなぜデンタルフロスや歯間ブラシを勧めるかをお話しします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜデンタルフロスや歯間ブラシが必要?

 

デンタルフロスや歯間ブラシなど、

歯ブラシの後に+αとして使用する道具を清掃補助具といいます。

名前の通り、清掃を補助する役割があります。

 

歯ブラシで毎日磨いているからむし歯にはならないと思う方もいらっしゃるかと思いますが、

実は歯ブラシだけの清掃では汚れ(プラーク)の除去率は約60%ほどといわれています。

 

つまり、歯ブラシだけでは残り約40%の汚れ(プラーク)は取り残されてしまうため、

むし歯や歯周病のリスクは高くなります。

 

汚れ(プラーク)の除去率を上げるために、デンタルフロスや歯間ブラシを使用する必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

デンタルフロスや歯間ブラシの効果

 

①むし歯や歯周病を予防する

 

デンタルフロスや歯間ブラシを使用することで、

汚れ(プラーク)の除去率が約80〜90%に上がるといわれています。

 

デンタルフロスは、細い繊維の束で、歯と歯の間に残った食べかすやプラークをかき出すことができます。

デンタルフロスはむし歯予防に効果的です。

 

また、歯間ブラシは歯と歯茎の間の汚れを除去することで歯周病予防に効果的です。

 

 

②むし歯や歯周病の早期発見

 

デンタルフロスがいつも同じところで引っかかる、フロスが毛羽立つ時は

むし歯になっている可能性があります。

 

また、血が付着する、嫌なにおいがする場合は歯肉が炎症を起こしていることもあります。

毎日清掃補助具を使用することにより、早期発見しましょう。

 

 

③口臭予防

 

食後の歯磨きを毎日行っていても、歯と歯の間の汚れが原因で細菌が繁殖してしまうと、

口臭がする場合があります。

 

毎日デンタルフロスや歯間ブラシを使用することによって口臭予防や口臭の改善が期待できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デンタルフロス、歯間ブラシの種類

 

デンタルフロスや歯間ブラシには様々な種類があります。

 

デンタルフロス

 

デンタルフロスは、歯ブラシの毛先が届きにくい歯と歯の間(歯間部)の清掃に使います。

 

デンタルフロスには、『糸巻きタイプ』と『ホルダータイプ』があります。

 

また、『糸巻きタイプ』にも「ワックスタイプ」と「アンワックスタイプ」、

『ホルダータイプ』にも「F字型」と「Y字型」があります。

 

 

糸巻きタイプ

 

糸巻きタイプとは、必要な長さを切り取り指を使って歯間部を清掃するタイプです。

 

「ワックスタイプ」‥‥狭い歯間部にも通しやすく使いやすい、糸がほつれにくい

「アンワックスタイプ」‥‥歯間部には通しにくいが糸に汚れが絡まりやすい

 

初めて糸巻きタイプを使う方にはワックスタイプをおすすめします。

慣れてきた方はアンワックスタイプがおすすめです。

 

 

ホルダータイプ

 

ホルダータイプとは、ホルダーにフロスが取り付けられているもので、

指での操作が難しい方や初めて使う方におすすめです。

持ち手がついているため扱いやすくなっています。

 

「F字型」‥‥前歯の汚れをとるのにおすすめ

「Y字型」‥‥臼歯部(奥歯)の汚れをとるのにおすすめ

 

糸巻きタイプでは奥歯に入れるのが難しいですが、

Y字型は奥歯に入りやすい形をしているので手軽に歯間部を清掃できます。

 

 

歯間ブラシ

 

歯間ブラシは針金にナイロン毛をつけたものやゴム製の小さなブラシで、

歯と歯のすき間が広く空いているところ(三角形のすき間)に使うものです。

 

デンタルフロスに比べて、歯間部が広い場合に適しています。

また、歯が抜けたままになっている所、矯正装置の周りなどにも使えます。

 

歯間ブラシサイズは各種用意されています。

歯と歯の間に抵抗なく挿入できるサイズを選ぶことが大切です。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に当院で取り扱っているデンタルフロス、歯間ブラシを紹介します。

 

 

ルシェロフロス(ミントワックス付)

 

こちらはワックスタイプのデンタルフロスになります。

初めて糸巻きタイプを使う方にはおすすめです。

また、ミントワックスのため使用後は爽快感があります。

 

 

e-floss

 

こちらもワックス付のデンタルフロスになります。

こちらは唾液が含むと糸が膨らむのでブリッジが入っている方

インプラントを入れている方におすすめです。

 

 

 

 

ウルトラフロス

こちらはY字型のホルダータイプのフロスになります。

初めてフロスを使う方指でフロスを使うのが難しい方におすすめです。

 

 

 

ルシェロ歯間ブラシ

こちらは歯間ブラシになります。

ブリッジが入っている方歯間部の隙間が広い方におすすめです。

ヘッドの部分を取り外して替えることができます。

また、替えブラシの販売もございます。

 

 

購入を希望される方はスタッフまでお申し付けください。

使い方や使用頻度、サイズなども詳しくご説明いたします。

 

 

 

記事監修者

記事監修者 自見 佳祐
院長 自見 佳祐

所属

  • 日本顎咬合学会 認定医
  • 国際口腔インプラント学会 DGZI Japan 認定医
  • 日本歯科審美学会 会員

お口に関するお困りごとはここに来れば解決できるという場所を提供できればと思います。
また、ご来院された皆様が気持ちよく過ごすことができる空間づくりをスタッフ共々行ってまいりますので、ポライト歯科クロス向ヶ丘をどうぞよろしくお願いいたします。