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インプラント
インプラント治療とは、歯を失った箇所にチタン製の人工の歯根を顎骨に埋め込み、骨と結合することにより固定され、その上に人工の歯を乗せる治療法です。
噛み心地、見た目、周りの歯への負担を一番改善しやすい治療方法となります。以前はブリッジ、入れ歯などに比べ、敷居の高い治療でしたが、現在では多くの方が治療の選択肢の一つとして検討されるようになりました。
インプラント治療の懸念点として、治療が怖いとおっしゃる方も多く見受けられますが、人工歯根を埋め込む処置は概ね1時間程度で終わるものです。歯を抜く処置と同程度のものとなりますのでご安心ください。
また、インプラント治療を安全に行うため、事前の診断を丁寧に行っております。当院では精度の高いCTと正確なシミュレーションシステムをもとに、mm単位での診断設計をしております。
骨としっかり結合しているためしっかりと物が噛めます。
他の治療方法と異なり「歯ぐきから歯が生えている」状態を再現できます。
基本的に取り外す必要がなく、入れ歯やブリッジに比べ、自分の歯と同じような感覚を得られます。
他の治療方法のように、残っている歯を削る必要がなく、インプラントが噛む力を受け止めるため、他の歯への過剰な負担がかかるのを防ぐことができます。
歯が抜けてしまうと、歯を支えている骨(歯槽骨)は必要がなくなり吸収が始まります。
インプラントは骨(顎骨)に埋め込み、噛む力を直接骨に伝え、刺激を与えることで骨の吸収を防ぎます。
日帰りで1~2時間程度の手術が必要になります。
インプラントを入れた後は、骨と結合するまで待たなければなりません。
症例によりますが、診断から治療終了まで6ヶ月程度かかることが多いです。
また、自費診療となるため保険治療と比較して高額になります。
インプラントは歯根よりも細いので、歯ぐきとの境目に段差ができやすく、汚れの溜まりやすい箇所があり、磨き方にコツが必要な場合があります。
定期的な検診の際に汚れが残っていないかチェックさせていただきます。
横スクロールでご確認いただけます。
術式 | インプラント | ブリッジ | 入れ歯 |
---|---|---|---|
咬み心地 (天然歯を100%とする) |
90~100% | 60~80% | 30~40% |
方法 |
チタン製の人工歯根を顎骨に埋め込み、骨と結合し、人工歯を乗せる |
残っている歯を一回り小さくして土台とし、橋をかけるように人工歯を補う |
残っている歯にバネをかけて、人工の歯を取り付ける |
メリット |
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デメリット |
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残存歯にご自身で付け外しをして管理するものです。歯ぐきを覆う部分はプラスチックでできており、残っている歯に留め具がかかります。
歯を失った部位の両隣の歯を削って被せ物にし、欠損部にはダミーの歯を作り、それらがつながったものを歯に接着する方法です。
1
治療前の検査と検討
レントゲン写真や歯周検査をもとに歯や骨の状態を確認し、インプラント治療の可否やインプラントの治療期間などを検討します。
2
精密検査と3Dシミュレーション
CBCTと言われる立体的に骨や歯の状態を診ることができるレントゲン写真を撮影し、インプラントに適した状態かどうかを確認します。その後パソコン上にて、どの位置にインプラントを埋入すれば、安全かつ噛み心地のいいものを製作できるかをシミュレーションします。
3
カウンセリング
シミュレーションをもとに治療計画を作成し、患者様のご希望も伺いながら最適な治療プランを作成、ご提案をします。
4
ステント、サージカルガイドの作製
シミュレーションした位置にインプラントを正確に入れるため、ステントと呼ばれる装置を製作します。
また、サージカルガイドを用いれば、CTシミュレーション上のインプラントの位置・角度を実際の口の中で、より正確に再現することができます。
5
インプラント手術
インプラントを入れる手術を行います。所要時間は1時間程度です。
麻酔は通常の診療で使うものと同じものですが、治療に不安がある方は笑気ガスを吸いながら治療を行うこともできます。
支えとなる骨が不十分な場合は、骨を造築を行ったり骨を広げる処置を併用したりする場合があります。
6
インプラントと骨の結合
インプラントが周囲の骨と結合するのを待ちます。通常2~3ヶ月程度の期間になります。
骨を造築する場合はもう少し期間がかかります。
7
二次手術
歯ぐきを再度切開して、インプラントの頭の部品を取り付けます(必要ない場合もあります)。
8
仮歯の作製
型取りを行い、仮歯(チタンの芯+プラスチック)を取り付けます。
この際に、物が挟まりにくいように歯ぐきの形を整え、噛み合わせや舌の違和感、頬を噛むなどといった問題がないかを確認し、調整します。
型取りが苦手な方は口腔内スキャナーと呼ばれる機械でも製作可能です。
9
被せ物の装着
再度型取りを行い、最終的な人工の歯を取り付けます。
口腔内スキャナー使用の場合、型取りは必要ありません。
10
メンテナンス
インプラントは汚れが大敵なので、インプラント用の清掃方法の指導をさせていただき、定期的なメンテナンスで管理していきます。
口の中の審査だけではなく、レントゲン撮影・CT撮影などの画像診断、模型審査および全身的な基礎疾患の審査を行ったうえでのリスクの説明、治療計画の提示をさせていただきます。
徹底した感染対策、クラスBの滅菌の滅菌のもと手術を行います。
長期に渡り臨床成績、データに裏打ちされた材料を使用します。
世界的に信頼性の高いインプラントを使用するため、術後も長期的な管理体制を取ることができます。
『使用インプラント:ストローマンインプラント』
国際口腔インプラント学会、ドイツ口腔インプラント学会認定医による治療
ガイデットサージェリー
パソコン上でシミュレーションしたインプラントの設計をもとに、より精度の高い治療を行うことができます。
OAM(大口式)インプラントシステム
骨量の少ない症例にも適応でき、安全性が高い大口式インプラントを採用しています。
ソケットリフト
上顎の奥歯は副鼻腔(骨の空洞)の影響により骨が薄くなっているケースが多々あります。
そのようなケースにおいても安全にインプラントを行えるようになります。
口腔内スキャナーMedit
インプラント埋入後人工歯を作る際、通常粘土のようなもので複数回型取りが必要になります。口腔内スキャナーの場合、お口の中を専用の機械で写真を撮影し合成することにより型取りをすることができます。
国内普及率は5%程度と全国的に取り扱いができる歯科医院は少ないので、型取りが苦手という方にもおすすめです。
インプラントBLX
通常のインプラントよりしっかりと歯と噛み込むため、柔らかい骨の患者様でも対応ができます。
インプラントのメンテナンスでは、通常の歯のクリーニングに加えて、以下のようなことを行います。
適切な治療プランと
痛みに配慮した丁寧な治療で
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