セラミックと銀歯の違いとは?見た目・耐久性を比較
目次
「セラミックと銀歯、どちらを選べばいいの?」
虫歯治療で歯を削った後、「銀歯にしますか?それともセラミックにしますか?」と聞かれ、迷った経験はありませんか?
どちらも歯の機能を回復するための被せ物・詰め物ですが、見た目だけでなく、耐久性や虫歯の再発リスク、身体への影響などにも違いがあります。
今回は、セラミックと銀歯の特徴を比較しながら、それぞれのメリット・デメリットについて詳しくご紹介します。

セラミックと銀歯の違い
|
比較項目 |
セラミック |
銀歯 |
|
見た目 |
天然歯に近く美しい |
金属色で目立ちやすい |
|
耐久性 |
摩耗しにくく変色しにくい |
強度は高いが経年劣化することがある |
|
虫歯の再発リスク |
適合性が高く汚れが付きにくいため低い |
金属の変形により隙間ができやすく高い |
|
金属アレルギー |
心配がない |
金属アレルギーの原因となる場合がある |
|
保険適用 |
基本的に自費診療 |
多くの場合保険適用 |
セラミックのメリット
①自然で美しい見た目
セラミックは天然歯に近い透明感があり、治療したことが分かりにくいのが大きな特徴です。前歯はもちろん、口を開けたときに見えやすい奥歯でも自然な仕上がりが期待できます。
②長持ちする
セラミックは変形や溶けだしの心配がありません。寿命は一般的に10~15年ほどだとされ、歯科医院での定期的なメンテナンスや、ご自身でも丁寧なセルフケアを行えば20年ほど長持ちすることも期待できます。
③汚れや着色が付きにくい
セラミックは表面が滑らかで、プラーク(歯垢)が付きにくい素材です。
また、コーヒーや紅茶、ワインなどによる着色もしにくいため、長期間きれいな状態を保ちやすくなります。
④虫歯の再発リスクを抑えやすい
セラミックは精密に製作できるため、歯との適合性が高く、隙間ができにくい素材です。そのため、細菌が入り込みにくく、虫歯の再発リスクを軽減できる可能性があります。
⑤ 金属アレルギーの心配がない
金属を使用しないセラミックは、金属アレルギーが心配な方でも選択しやすい治療法です。
銀歯のメリット
① 保険適用で費用を抑えられる
銀歯は保険診療の対象となるケースが多く、治療費を抑えられる点が大きなメリットです。費用を重視したい方にとっては選択しやすい治療方法といえます。
② 強度が高い
金属は強い嚙み合わせや歯ぎしりにも耐えやすいため、噛む力が強い方でも使用されることがあります。
セラミックの素材によっては強い負荷がかかった場合に破損するケースがあり、長く使用するにはナイトガードやマウスピースの装着による予防が必須です。
一方で銀歯はセラミックと比較して強度が高いため、使用するうえで破損する心配はありません。

銀歯のデメリット
銀歯は長年使用しているうちに金属がわずかに変形したり、接着剤が劣化したりすることがあります。
その結果、歯との間に隙間ができ、そこから細菌が入り込んで虫歯が再発するケースも少なくありません。
また、金属イオンが溶け出すことで歯茎が黒ずんだり、口内炎や皮膚炎などの症状が現れる場合があります。銀歯の成分である金銀パラジウム合金はさまざまな金属を含んでおり、金属アレルギーの原因となる場合もあります。
セラミックがおすすめな方
以下のような方には、セラミック治療がおすすめです。
・自然な見た目を重視したい方
・長くきれいな状態を維持したい方
・虫歯の再発リスクをできるだけ抑えたい方
・金属アレルギーが心配な方
・前歯や笑ったときに見える部分を治療する方
一方で、治療費をできるだけ抑えたい方は、保険適用の銀歯が適している場合もあります。
まとめ
セラミックと銀歯には、それぞれメリット・デメリットがあります。
「見た目を重視したい」「長持ちする治療を受けたい」「費用をできるだけ抑えたい」など、患者さまによって重視するポイントは異なります。
そのため、ご自身のお口の状態やご希望に合わせて、適した治療方法を選ぶことが大切です。
当院では、患者さまのお口の状態を丁寧に診査したうえで、それぞれの治療方法の特徴や費用、メリット・デメリットを分かりやすくご説明しています。
「セラミックと銀歯のどちらが自分に合っているのか知りたい」という方は、どうぞお気軽にご相談ください。